今回は、輸入住宅とは何かそして、魅力やメリット・デメリットを解説します。輸入住宅とは、海外の設計思想による住宅を日本国内で建築する住宅のことを指します。北欧や南米に建てられている建物は、近年人気が高く、同じように建てられる方も増えています。本記事では、輸入住宅のメリット・デメリットについて紹介します。
輸入住宅とは
輸入住宅とは、見た目は北欧や南米で建てられているデザインのものを指しますが、欧米現地で設計した家をそのまま日本で建てられている建物です。
また、輸入住宅には南米・北欧・北米スタイルがあり、それぞれに魅力があるでしょう。輸入住宅について紹介します。
南米スタイル
南米スタイルは、フランスの田舎をイメージしたスタイルです。フレンチカントリーやプロヴァンス風の南欧スタイルが特に人気で、白い外壁にオレンジや赤・茶色などの瓦屋根が特徴的です。窓回りや扉にはアイアンパーツが施されており、女性に人気のスタイルです。
北欧スタイル
北欧スタイルは、フィンランドやスウェーデンとった、厳しい寒さが多い地域のスタイルです。こちらのスタイルは、長い冬をいかに快適に過ごせるかが考えられています。
特に断熱性や気密性に優れており、三層の窓にするなどの工夫がなされています。また、住宅だけではなく、家具も北欧風にする人が増えており、気の素材も無垢材がふんだんに使われていることが特徴的でしょう。
北米スタイル
北米スタイルは、移民の方が多いためさまざまなスタイルの住宅です。ただ、ひとつ特徴をあげるのであれば、アーリーアメリカンが主流なので、シンプルで堅牢な住まいは今も根強い人気があります。
住宅だけではなく、カフェにもこうしたスタイルを取り入れるお店が多く見られるでしょう。
輸入住宅ならではのメリット
日本と気候が異なる北欧や南米の建物は、日本の建築に向いているのか疑問に感じる方もいるでしょう。輸入住宅ならではのメリットについて紹介します。
耐震性に優れている
輸入住宅はそのデザイン性もすてきなものが多いですが、耐震性に優れているというメリットも存在します。
日本では筋交いで構成する木造軸組工法が主流ですが、輸入住宅では面と面を合わせる工法が主流です。北米では2×4工法が、北欧ではあらかじめ床や壁のパネルをつくり組み合わせるパネル工法が主流です。これらの工法は耐久性に優れており地震にも強い家と言えます。
資材や部材も輸入して味わい深い造りに
輸入住宅は、住宅によって家をまるごとパッケージされて輸入される場合があります。このため、住宅が建つまで時間がかかる場合が多いですが、輸入材は味わい深くまるで海外に住んでいるかのような気分を味わえるでしょう。
また、アフターサービスに関しても日本の工務店と変わりなく対応してくれるため、気軽に相談できる工務店を選ぶことをおすすめします。
開放的でゆとりのあるデザイン
輸入住宅の特徴は、日本の住宅が910㎜や1000㎜(メーターモジュール)が一般的になります。しかし、北米の輸入住宅では1220㎜・北欧では1200㎜が基本となります。
このため、日本の住宅に比べ大きく広いことが特徴的と言えるでしょう。空間や間口が広いため、ゆったりとして生活ができるでしょう。
輸入住宅のデメリット
輸入住宅には、メリットがある反面デメリットも存在するということを覚えておきましょう。輸入住宅のデメリットについて紹介します。
アフターメンテナンスに時間がかかる場合も
輸入住宅は、ドアひとつにとっても在庫がなければお取り寄せということになります。このため、すぐに修理が必要な場合、時間がかかる場合もあるでしょう。
ただ、輸入住宅専門の工務店であれば、こうした事態に備え独自のルートで仕入れをおこなっているでしょう。輸入住宅を検討されている方は、こうした事態も考え施工会社を検討することをおすすめします。
手厚いアフターサービスを重視
輸入住宅は、アフターサービスが適当な工務店も存在します。建てた後も、信頼関係が長く築けるかが大切になるでしょう。輸入住宅を検討されている方は、暮らした後も含めて定期点検を独自におこない、手厚いアフターサービスをおこなう工務店を選びましょう。
日本の工務店同様、入居後の信頼関係がどうなっていくのか必ず確認しておく必要があります。
入居後のリフォームに関して
入居して何年か経過したとき、リフォームを検討される方もいるでしょう。ただ、輸入住宅は面と面だけつくられている家であるため、大きくリフォームすることは難しいとされています。
リフォームはできなくても、カーテンを変えたり家具を変えるなど、部屋の印象を変えることはできるでしょう。実際に現地の方はDIYで工夫しながら、古い家に愛着を持ちつつ住むことがステータスとされています。
まとめ
本記事では、輸入住宅とは何かそして、魅力やメリット・デメリットを解説しました。輸入住宅は年々需要が高まっており、人気の建築スタイルです。まるで、海外にいるような気分を味わえるスタイルは、日本人にも人気です。また、日本の工務店でもこうしたスタイルを積極的に取り入れる工務店も増えています。木造の和風建築が主流であった日本において、斬新なスタイルの輸入住宅は非常に新鮮な建築方法だったでしょう。
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